【結論、爆釣】バチコンを手感度に振り切ってジグ単ロッドでやってみた

ボートに乗って、アジングを楽しむボートアジング。

この釣りの魅力は、オカッパリでは中々出会えない30cmオーバーの良型アジが釣れること。それともう1つが、手軽さ。

バチコンと言われる胴突き仕かけや逆ダウンショットと呼ばれるリグで狙う釣りもありますが、オカッパリのアジングロッド流用して、手軽にジグ単で楽しむことができる遊漁船もあります。

記者が先日乗船した和歌山・加太の三邦丸(みくに)では、「ナイトアジ便」なるものがあり、バチコンやジグ単、はたまたエサ胴突きやサビキまで、色んな仕かけ・リグを使ってもOKなプラン。しかも、乗船料が6,000円と格安!(釣りができる時間は18~22時の4時間。この短さもちょうどイイ)

記者は生粋のショアアジンガーなため、ジグ単だけで楽しもうとジグ単ロッドのみを持ち込んで出船。ポイントまでは20~30分くらい。移動時間が短いのもお気に入りポイント。

さて、ポイントに到着したのはイイものの、当日はあいにくの爆風で船が流されジグ単では底が取れない状況。バチコンなら底が取れるが、ジグ単ロッドしかない。そこでふと、こんな疑問が。

ジグ単ロッドでバチコンやってみたら面白いんじゃ……?

もちろん、バチコンは専用ロッドで楽しむべき。ロッドの負荷もありますし、なにより手感度だけではなく、目感度にも優れているのだから。

ですが、ジグ単ロッドという手感度に振り切った竿でバチコンをしたら、繊細なアタリもビンビンに感じられて楽しいんじゃないか? と。

結論、爆釣しました

ものは試しにとやってみたら、結論。爆釣しました。

思った通りアタリがダイレクトに伝わって楽しいうえに、掛けていく快感、ドラグが引きずり出されるスリルがたまらない。

この手感度への振り切りがよかったのか、尺アジ混じりで30尾以上釣り上げ、この日の竿頭になることができました。

使用したロッドはMAXジグウエイト4gのスペックでしたが、使ったオモリは10~15号(15号で約56g)。

そのため、合わせる時は竿先を立てるアワセは破損する可能性があるのでNG。竿を水平に構えたまま上にあげるようにフッキングすれば、問題なくファイトすることができました。

最後に

今回ジグ単ロッドを流用できたのは、ポイントの水深が15mほどの浅場だったことが大きいと思います。

こんな実験ができるのも、安・近・短な三邦丸(みくに)のナイトアジ便の魅力ですね。

ただし、もちろんジグ単ロッドの流用に関してメーカーは推奨していないので、バチコンでの使用は各々の責任にはなってしまうので注意してください。

記者のタックル

ロッド:ラグゼ宵姫爽 S63UL-solid」
リール:シマノ「19ヴァンキッシュ C2500SXG」
ライン:ダイワUVF月下美人デュラセンサー+Si2」0.4号
リーダー:フロロカーボン10lb
バチコン使用ジグヘッド:0.6g
ジグ単使用ジグヘッド:タングステン製3g

三邦丸の詳しい情報を見る

ランキング

釣り場・釣り船の情報をまるっとチェック!