先日、とある取材で釣れた指幅7本のドラゴンタチウオ。
「コイツ、エサ食ってんな~」とひと目でわかるほど、腹がパンパン。こうなると釣り人はついつい見てしまうんですよね。コイツ、何食ってここまでデカくなったんだろうって……。
それが、次の釣行時の攻略パターンに繋がったりしますしね。
で、腹の中から出てきたものに驚愕。
こんなの食ってんの!?
腹の中から出てきたモノ、それがこちら。
※画像が表示されます。苦手な方はご注意を!
画像右側にあるのが、頭だけになってしまったアジ。頭の大きさからみるに、25~30cmはありそうな良型を食ってたんですね。
そりゃあ、ここまでデカくなるはずだ……。
で、注目すべきは画像左の内容物。
この形、フグに見えませんか? 結構消化が進んでいるので断定はできませんが、おそらくフグ。
タチウオは雑食なので、フグを捕食していてもおかしくないですよね。
調べてみてもフグを捕食しているデータは出てこず
で、大阪立環境農林水産総合研究所のタチウオの食性についての研究データを調べてみたのですが、フグのデータはなく、そのほかのベイトや、甲殻類、ミミイカなどの頭足類を捕食しているという内容に謎は深まるばかり。
本当にフグだったのか? そもそもフグを食べても死なないのか? と疑問が残してしまって申し訳ないのですが、それでもこの結果には驚愕。
皆さんもお家に持ち帰ってから調べてみると、思いもよらないハプニング? があるかもしれません。
また面白い発見があれば、お伝えしますのでお楽しみに!