【初めてのテンヤタチウオで20尾超!】船釣り初心者も歓迎の講習会へ行ってみよう!

立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール

早掛けスタイルを得意とするアングラー。釣り仲間からは「タテポン」という愛称で親しまれている。大阪湾タチウオキングバトル2016年、2018年ファイナリスト、シマノフィールドテスター

シマノフィールドテスターの立野です。今回は、大阪・小島漁港の第二小島丸へ、シーズン真っ只中のタチウオ狙いでお邪魔しました。

フィッシングマックスとシマノの共同開催「船釣り講習会」

今回は、フィッシングマックス南津守店シマノの企画「船釣り講習会」ということで、講師という立場で参加です。参加者は14人。今年はタチウオの当たり年なのか、束釣りが続出する小島沖からスタートです。

船釣り自体が不慣れな方やテンヤ初挑戦の方もいましたが、シマノ提供でフルタックルを貸し出してくれるので安心です。

「テンヤに興味があるけど、いきなり買って揃えるのは…」と言う方に、気軽に入門していただける機会。初めて電動リールを使用される方も多く、ひと通りの操作方法や、竿の種類による誘い方の違いなども説明させていただきました。

さて、実釣ですが、当日は天気に恵まれ、波風のない穏やかな海でした。朝は浮いているタチウオの反応を捉えるべく、夜光タイプのテンヤに反応がよいようでした。

この日は、底付近と浮いたタナの2層に反応があり、底の魚をヒットさせると、上のタナの魚がラインにアタックしてきて、高切れが起こるという、何とももどかしい状況です。エサはイワシがよかった様子。

ある程度の方が釣れている中、最初の魚を手にするのに苦戦されている方が。竿をお借りしてみると、激しいジャークの後のステイに、キレイなアタリがでます。

皆さんに、しっかりと緩急を付けて誘い、しっかりと止めて食いの間を与えることをアナウンスすると、次々と竿が曲がります。

今回は、マルキユーの「ウマミパワーエビ」とフィッシングマックスの「ぐるぐるサンマ」が配られました。サンマやイワシにエビのエキスを染み込ませ、釣果アップを体験していただきました。

エサの大きさによるアタリの出方や、次のアタリまでの時間が短縮することを理解する、よいキッカケになったのではないでしょうか。

また、今回訪れた第二小島丸は、親子で操業されており、現在は息子の健一船長が舵を取り、大船長がオマツリをさばいています。

昔からですが、迅速にオマツリを解いた後は、入念にPEラインをチェックしてくれるので、安心です。

さて、船中ではメーターオーバーも上がり、初めての方で20尾オーバーの方もいて、釣果に恵まれました。風もあまりなく、穏やかな海で、終始、タチウオ釣りが楽しめました。

このようなイベントは、釣具店主催などで定期的に行われていますので、皆さんも機会があれば参加してみてはいかがでしょうか。

注目TOPIC! エントリー層にオススメのロッドとテンヤを紹介

数釣りが楽しめる今季のテンヤタチウオ。始めるなら今がチャンスですが、まずはロッドを1本選ぶとしたら、1番オーソドックスで使いやすい、8:2調子の竿がベストです。

また、コスパが高い「サーベルマスターTT」に追加されたニューモデルの「73M210」は、何度かテンヤタチウオ釣りを経験された方にオススメです。アタリを弾かず、継続するので、タチウオを掛ける練習になると思います。

最後にテンヤですが、数を狙うなら、早掛けタイプの「サーベルマスター船テンヤβ」。サイズを狙いたい方には、「サーベルマスター船テンヤ」がオススメです。

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