【Y字の骨が特徴的!】外道?ゲスト? ウグイの美味しい食べ方 

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

皆さん、こんにちはー。先月、編集部の松井記者と中村さんと一緒に、ビワマスジギングに初挑戦してきました。で、私の釣果はこちら。ビワマス釣りで一緒によく釣れる魚種、ウグイ連発(笑)。

 

琵琶湖のウグイは臭みもなく、とっても美味しいゲスト。ただ、「Yの字」のように枝分かれしている骨がズラリと入っているので、食べる際の料理法が限られるからなのか、釣られた大半がリリース。

こんなに丸々と太った良型のウグイさん、味は美味しいお魚なので、持ち帰って美味しくいただきたくなりました。

ウロコを取りながら、しっかりとヌメリを洗い流し、頭を落とし、内臓を取り出します。一旦、まな板をキレイに洗って、3枚におろしたら、お料理スタートです。

ウグイの料理のコツとしては、想像するに…

●皮付きのまま3mm間隔で骨切りをしてフライにする
●骨抜きをして天ぷらにする
●フードプロセッサーでミンチにし、ハンバーグやつくねもどきにするとよいでしょう

という訳で、今回の美味魚レシピは、ウグイの身をミンチにして作る、ウグイハンバーグをご紹介します!

ウグイハンバーグ

材料(2人分)

●ウグイ3枚おろし 200g
●玉ネギ 1/2個
●バター 10g
●パン粉 20g
●卵 1個
●マヨネーズ 50g
●塩コショウ 少々
●大葉 3枚
●サラダ油 適量
≪ハンバーグソース≫
★ウスターソース 大さじ3
★ケチャップ 大さじ3

作り方

①玉ネギはみじん切りにして、フライパンでバターと炒める。透明になったら火を止め、粗熱を取る

②3枚におろして皮をひいたウグイの身は、骨が付いたままフードプロセッサーに入れ、約10秒間砕く

③ボウルに「①、②」、パン粉、卵、マヨネーズ、塩コショウを入れ、よくまぜたら冷蔵庫で20分以上、タネを寝かせる
④タネの硬さが落ち着いたら冷蔵庫から取り出し、大葉のみじん切りをさくっとまぜ合わせる

⑤サラダ油を手に取り、ハンバーグ型に整え、中火のフライパンで両面に、ほどよい焦げ目が付いたらでき上がり(中心部までよく火が通るように、中火から弱火を調整して焼き上げる)
⑥「⑤」を取り出したフライパンに、「★」のウスターソースとケチャップを同量入れ、加熱する
⑦お皿に盛り付けて完成♪

いかがでしたか? 今回のポイントは…ウグイミンチは砕きすぎないように、10秒間ほどで骨がしっかりと粉砕されるので、それでOK。マヨネーズを多めに入れることで、油分と濃厚さ、ふんわり感をプラスしました。大葉の香りが美味しさを引き立てていますが、香草がない場合は、カレー粉かカレーパウダーで風味付けをしても美味しいです。

ソースは、冷蔵庫にあるソースとケチャップを同量加熱することで、簡単に美味しいハンバーグソースができ上がります。ふんわりと柔らかいハンバーグなので、離乳食、お子さま、お年寄りにも大好評! お魚の良質のたんぱく質が摂取できます。

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