大阪湾で人気の船釣り、船テンヤタチウオ。
今回は兵庫・明石の海蓮丸に乗船。
そこで教えてもらったタチウオの釣り方をお届けしたい。
タックル&仕かけ
竿は各社から船テンヤタチウオ用が発売されている。掛けていきたい人は91調子、乗せの釣りをした人は73調子がオススメ。82調子はオールラウンダーだ。
リールは小型電動リールが一般的。道糸はPE2号統一でテンヤは40号統一だ。テンヤだが、フグやタチウオに切られてしまうこともあるので、さまざまなカラーをいくつか持っておくのがオススメ。
エサはイワシやサンマなどを使う
船テンヤタチウオの基本的なエサは、イワシやサンマ。イワシは1尾そのまま付けたり、シルエットを小さく見せたい場合には頭を落とすことも。サンマは切り身にすることが多い。
海蓮丸では、料金にエサが1パック(10尾程度)付いているが、配られたのは塩で締めたサッパだった。この日は、サッパに食いがよく、当たりエサだった。
基本の釣り方
①船長が下と上の指示ダナを教えてくれるので、下のタナまで仕かけをサミングしながら下ろす
②下のタナまで仕かけが落ちたら、底から上のタナまで誘い上げる
③コツンという竿先がフッと持ち上がるアタリや、竿先が入るアタリがあれば、合わせてフッキングさせよう
④フッキングが決まれば、一定速度でリールを巻いてやり取りしよう
基本の誘い方
タチウオの誘い方は多種多様だが、ビギナーの人にオススメしたいのが、電動の微速巻き。これだけでも十分な誘いになる。
また、そのほかワンピッチジャークや、慣れた人はシェイクと言って、竿先を叩くようにして誘う方法もある。仕かけを下ろしている、フォール中にラインが止まる時があるが、それはタチウオがアタッていることもあるので、違和感を感じたら、すぐにリールを巻いてフッキングしよう。
フォール中のアタリは油断していると、道糸を切られてしまうこともあるので注意が必要だ。
ぜひ、この釣り方を参考に、皆さんにも船テンヤタチウオを楽しんでもらいたい。