東京湾・相模湾ではアマダイ釣りが盛り上がるタイミング。
アマダイは見た目の美しさもさることながら、釣って楽しい、食べておいしい、非常に魅力的な魚です。
その身は柔らかくてたんぱくな味わいで、刺身から塩焼き、煮つけなどいろいろな料理にマッチし、特に鱗付きのまま食べる松かさ揚げは絶品の一言!
ちなみにアマダイと名前に鯛が入っていますが、実はマダイとは別の種類の魚になります。
記者、念願のアマダイ釣りに初挑戦!
以前より、気になっていたアマダイ釣り。
アマダイ釣りのためにロッドも購入するなど、準備は万全!
先日ようやく念願のアマダイ釣りに行ってきました!
使用するタックルは先日購入したばかりのアルファタックルの「海人モバイリーライトゲーム185MH」。
仕掛けは天秤40cmに2mの二本針仕掛け。
事前にお世話になる船宿さんに確認したところ、2〜2.5mが良いとのこと。
オモリは80号を使用。潮の流れが速いようで、重めの方が良いそうです。
初めてやる釣りなどは船宿さんに事前に聞くのが一番!「初めてです…」と伝えておくと丁寧に教えてくれますよ。
エサはオキアミ。
尻尾の部分をカットし、尻尾から腹部にかけてハリを通します。
アタリが渋いときはオキアミを二匹掛けにもすると良いのだとか。
ケンがついた方がエサの保持がよく、きれいに刺せました。
アマダイの誘い方
アマダイは砂地の底に穴を掘り、エサが流れてくるのを待つとのこと。
誘い方は一旦、ボトムまでオモリを落とし、そこから50cmくらい巻き上げ、エサを漂わせて狙います。
巻き上げて漂わせてから、アタリがないようなら再び落として巻き上げる。
次は1mくらいで漂わせて、これを繰り返すそうです。
定期的にボトムをとることが重要で、船長からは、エサをボトムにつけないようにとの指示もあり、程よく海底付近を漂わせるのがポイント。
潮の流れが速いときは仕掛けにガン玉をつけ、逆に流れが遅い、潮止まりの時はフローティングビーズをつけて対応するようにしましょう。
10〜15分ほどして反応がないようなら、一度巻き上げてエサを確認。
エサを定期的に交換しておくのも大事なのだとか。
また、エサに砂やドロがついている場合はボトムにつけすぎていることになるので、タナの高さをもう少し高くするようにしましょう。
記者、素人ゆえ海底付近の潮の流れが速いかが分からずでしたので、指示通り底から50cm、1m巻き上げてアタリを待ちます。
正直、アタリと言われてもオモリの感覚しかなかったのですが、隣のベテランの方に聞いたところ、定期的にロッドを少し上げて確認すると分かりやすいとのこと。
開始から30分ほどで、コンッというアタリらしき感覚が!
正直、明確なアタリかは分からずでしたが、ティップがわずかに入っている様子。
今回使用した「海人モバイリーライトゲーム」はティップの視認性が高く、アタリに対しても敏感なので、手元の感覚がイマイチの時はティップの動きを見るのがオススメ!
船頭さん曰く魚がついているとのことで、巻き上げてみると…
20cm弱の小ぶりなアマダイが!
ちなみに違和感があった時の巻き上げは低速〜中速くらいにするように。
高速で巻き上げてしまうとバレるリスクも増してしまいます。
はやる気持ちを抑えて、慎重に巻くようにしましょう。
その後もポイントを変えた後の一投目で、明確なコンコンッというアタリが!
この日、はじめての明確なアタリを感じることができ、ワクワクとドキドキが最高潮状態!
巻き上げ中もティップがコンコンッと入り、魚がついていることは確定!
あとはアマダイかどうか…
巻き上げが残り5mの段階で電動から手動に切り替え、ゆっくり巻いていくと…
30cmほどのアマダイが海面に姿を表しました。
相模湾のアマダイのアベレージは25〜35cmとのことなので、ちょうど平均サイズ。
初心者の記者にとっては大満足すぎるサイズでした。
この調子でどんどん釣っていこう!と思っていたのですが、ここでまさかの強風により中止。
自然相手なので仕方ないのですが、実釣時間2時間弱…。
楽しみにしていただけに未練タラタラで帰港となりました。
釣果としては20cm弱と30cmほどのアマダイと、10cmほどのガンゾウビラメ。
初心者にしては十分すぎる釣果でしたが、正直もっと釣りたかった…
ということで、年内中にもう一度チャレンジしてこようと思います。
@tsurisoku