【釣り堀の名人の釣り方は?】ミャク釣りで魚に違和感を与えず釣っていく(淡路島・福良 じゃのひれフィッシングパーク)

兵庫県・淡路島の福良にある人気釣り堀「じゃのひれフィッシングパーク」の名人・高倉氏。

取材日には見事マダイを18尾とカンパチ1尾にトラフグ2尾と大満足の釣果を上げた。

今回はそのタックルや狙い方、エサなどを紹介する。

マダイ狙いは食い込みのよい船竿なども使用する

名人の基本の釣り方はミャク釣り。

ウキ釣りではない理由は、ミャク釣りの方がアタリがでた後に魚が違和感を感じにくいことや仕かけを送り込んだり、聞き合わせたりといった操作がしやすいからだ。

タックルはマダイ狙いが船竿の40号3.3mを使用。

調子はムーチングでかなり食い込みがよい。

青物狙いのロッドは3mのMHのムーチングロッドや4.5mの硬めの海上釣り堀用ロッドを使用していた。

中にはアタリを取りやすいように穂先だけを繊細なミャク釣り用の穂先に交換することもある。

リールはスピニングリールを使用する。PEラインは2号。

カラーは暗い時間帯でも視認性の高い白色を使用する。

ハリスは対象魚によって変更するがマダイ、シマアジ狙いで2.5~3号、青物狙いで5号を使用する。

針はチヌ針の5号や6号を使用する。

ウキ釣りをする時(置き竿時など)はウキは1号で浮力調整のためにオモリ0.8号をウキの少し下に付けるシンプルな仕かけ。

青物を狙って生きエサを使用する時はオモリ5号を針から30cm上に付けて使用していた。

エサは10種類前後を常に用意しておく!

名人が用意するエサは10種類ほど。

ダンゴ、エビ、キビナゴ、ムシエサ、切り身エサなどだ。

当日反応がよかったのは釣友会のオリジナルのササミとエビ。

生きエサを使う時は切り身エサも同時に付ける。

理由は生きエサが暴れた時に切り身が身崩れして集魚効果を生むからだ。

イワシを1尾付けする時はフォールでアピールするために踏みつけてシルエットをかえる

この日もっとも反応がよかったのはじゃのひれ釣友会オリジナルのササミとエビ

寒い時期はマダイ狙いから! 水温上がれば青物狙いから

現在の時期であればまずはマダイ狙い。この日はまずは底から50~70cm上からスタート。

まずはここで1、2尾をゲット。

少し渋くなるが、タナを再調整して20、30cm下げるとヒット連発。

タナ調整の大切さを思い知った。

また、青物が回遊していると、マダイはその場所には寄り付かないので、水中の様子をしっかり

見ておくことも大事だ。

ソイやトラフグは、いる場所を見つけることが大切。

トラフグはハッキリ見えるタナまで浮いてくることも多い。

その場合は上からエサを見せるように釣る。

以上が高倉名人のタックルや、釣り方だ。

参考にして釣果を伸ばしてみてほしい。

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