【150cm超のスーパードラゴン出現!】ドラゴンを釣りたい方は必見の攻略法を解説!

寄稿:吉田昇平

吉田 昇平(Shohei Yoshida) プロフィール

キャスティング、即掛けを得意とする大阪湾タチウオKINGバトル2018の優勝者。2017年にもセミファイナルトップ通過の実績も持つ凄腕アングラーでシマノフィールドテスター。愛称はヨッシー

先日、忠岡港より出船のふじたやの2号艇で、大阪湾では考えられないサイズのスーパードラゴンが上がりました。私の知る限りでは最長サイズの153・6cm。

ふじたやは、上丸に次ぐ大阪湾のドラゴン狙い専門船で、この日は1号艇に乗船していた私も、120・3cmのドラゴンを頭に、良型を多数釣ることができました。

今回は、私が上丸から教わった、今や確信的な大阪湾でのドラゴン攻略法を紹介しようと思います。

タチウオの成長過程について

その前に、ドラゴンと呼ばれる120cmまで成長するためには、何年かかるのか、ご存知でしょうか。

タチウオの成長は、一般的には生後1年で60cm、2年で90cm、3年で110cm、そして4年でようやく120cmに到達するそうです。

つまり、言いかえればドラゴンはその間、釣られも獲られもしてこなかった、警戒心が最も強い個体。

激しくテンヤを動かして初期アタリを即掛けしていくと、2年魚に満たない個体ばかりなのは、そのためです。

ドラゴンが釣れる3つのパターンについて

私の経験では、ドラゴンクラスの捕食スイッチが入るタイミングは3パターンあると考えています。

1つ目は、潮のタイミング。2つ目は、船長の合図で全員一斉に巻き上げる、高速回収時のヒット。そして3つ目は、小型のタチウオの捕食行動に触発されて、そのタチウオ、もしくは獲物を横取りするパターンです。

実は、この3つめのパターンに関しては、釣り人側が意図的にその状況を作り出すことが可能になります。

初期アタリを即掛けせず、タチウオにテンヤをくわえさせたまま(モタレを感じている状態)、なるべく速めに上のレンジに連れてくることで、より大型に入れかわる可能性が高くなります。

途中、魚がテンヤを離せば、その場所で小さく誘いを入れては、また口を使わせる‼ テンヤをくわえれば、さらに上に連れてくる。

この動作を繰り返して、明らかに強いアタリや重量感にかわったタイミングでアワせれば、確実にサイズアップが狙えると思います。

使用テンヤ:シマノ「サーベルマスター船テンヤ Nパープル」

大阪湾の価値あるドラゴン。皆さんにも、ぜひ狙ってほしいです。

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