海の季節は2カ月遅れているとよく聞くが、日中は暖かい日が増えてきた今日この頃。

人間にとってはもう春である。つまり、もうそろそろ堤防釣りでも釣れるんじゃないか!?　と先走ってしまうのだ。

もちろん、筆者もその1人。つい先日、釣りをしたことがない友人を無理やり誘って、アジングに出掛けた。

肌では春を感じていたものの、「とはいえ、まだ時期が早かったか？」と不安はあった。何せ、釣りをしたことがないビギナーを連れての釣行だ。ここで釣れなければ、釣りの楽しさが伝わらないまま終わってしまう。

2月の釣果ではあるが、小アジが釣れていることを確認していた、小島漁港に釣り場を決定。

さあ、この選択が吉と出るか凶と出るか…。

大阪・泉南　小島漁港

釣り場は漁港内と沖に面した波止。港内側は足場がよいコンクリートで、水面までも近いので釣りやすい。トイレや駐車場もすぐ側。ライトゲームにはうってつけだ。

この釣り場ではヌカ釣り（紀州釣り）は禁止されているので注意。また、漁船が多く出入りするので邪魔にならないように釣りを楽しもう。

アジやサバ、イワシの群れが見えてテンションが上がる

16時頃釣り場に到着すると、サビキ釣りを楽しんでいる人がたくさん居て、しかもアジやサバが次々と上がっている。

漁港内は人が多かったので、沖に面した波止に向かい、周りの釣り人に声を掛けさせてもらってから釣りをスタート！

沖に面した波止は、外でも内でも釣りができるが、外側では釣れていなかったので、内側に入ってみると、イワシやアジ、サバが群れで入っているのが見えた。これは、テンションが上がる！

友人に教えながら釣りをしていると、友人の竿にさっそくアタリ。南蛮漬けサイズの小アジが釣れた。

そこからはアジ、サバのオンパレード。投げては釣れ、投げては釣れが続く。まさに入れ食い状態。

楽しすぎる…っ！　ライトゲーム大好きな筆者は大興奮。友人をちらりと見ると、友人も釣りに夢中になっていた。よかった。

全てリリースしたため、正確な数は分からないが、2人で10～20cmほどの小アジを20尾ほど、小サバも数尾釣れた。

友人に感想を聞いてみると「ハマる理由が分かった」と嬉しいお言葉。釣り記者として冥利に尽きる。

使用タックル

筆者
ロッド：ラグゼ「宵姫爽S63UL-solid」
リール：ダイワ「ルビアスFC LT2000S」
ライン：34「PINKY0.3号」
ワーム：ティクト「ギョピン！1.7インチ（銀粉オキアミグロー）」
ジグヘッド：ティクト「アジスタ！Sの1g」

友人
ロッド：オリムピック「18コルトGCRTS-6102L-HS」
リール：アブガルシア「Revo MGX THETA 2000S」
ライン：34「PINKY0.3号」
ワーム：ティクト「ギョピン！1.7インチ（銀粉しらすUV）」
ジグヘッド：ティクト「アジスタ！Sの1g」

アクセス

 

すぐ側に駐車場（600円）がある。

最近は釣り場のゴミ問題が深刻です。自分たちの釣り場を守るためゴミは必ず持ち帰りましょう。