ピンクフロロという名前ですが、そんなにピンクではないという事実

現在話題のデュエルから発売されている「魚に見えないピンクフロロ」。

インパクトのあるネーミングから、「ピンクのラインって前からあるじゃん」と思ってしまうかもしれません。

確かに、ピンクのエステルラインを自分も使っていました。アジングとかで夜になると、ラインが見づらくなると思って。

実はそんなにピンクじゃない

ピンクのエステルと比べてみた

で、比べてみました。すると、自分が使っているエステルはハッキリとピンクなのに対して、「魚に見えないピンクフロロ」は、クリアに見えるほどピンクではなかったのです。

クリアのフロロ12lbとピンクフロロ10lbを比べてみた

次にクリアのフロロカーボンライン12lbとピンクフロロ10lbを、電車結びして、比べてみました。

すると結び目の部分は、右がピンクで左がクリアだと判別することができます。ただラインが伸びている部分は、そこまで差がないのかなという感じ。

ピンクなのは視認性をよくするため

出典:デュエル

この「魚に見えないピンクフロロ」の重要な性能というのは、ピンクだからではないのです。

このピンクはあくまで、人間からの視認性を考えたことであって、魚に見えないからではないということです。

魚が感知する特定の範囲の波長を幅広くカット(吸収)するだけでなく、透明性も兼ね備えた独自のカラーフィルター機能を搭載したライン、ということなんです。

魚は色だけでなく、明暗のシルエットでも認識するので、ハッキリとしたピンクでなく、透明感のあるピンクにしているということなんですね。

さらに詳しく、魚に見えない理由を知りたいなら、こちらの記事をご覧ください。

【信じる信じないのレベルではない】魚には見えないピンクフロロライン! その科学的根拠とは

ただピンク色をしているのではありません

「魚に見えないピンクフロロ」。

この名前のインパクトにより、話題になっていますが、実はそのピンクは人間からの視認性を上げるため、魚に見えないのは、独自のカラーフィルター機能と透明性が重要だったというワケなんです。

ぜひ、釣具店に見かけたら手に取ってみてください。

商品のラインナップはこちらの記事で紹介していますので、チェックしてみてください。

【魚が体に触れるまで気付かない!?】このピンクフロロカーボンラインが新時代の到来を予感させる

 

DUEL

1967年創業の老舗! 福岡県福岡市を拠点とするバス釣り&SW各魚種向けのルアー、エギ、フィッシングライン中心に手掛ける釣り具の総合メーカー。 デュエルの人気主要ブランドは3つ! 国内向けのルアーと釣り糸を主に扱う「デュエル(DUEL)」 主にイカ釣り製品と海外向けルアーを中心に扱う「ヨーヅリ(YO-ZURI)」 ラインやルアーを主に扱う「ハードコア(HARDCORE:釣糸、ルアー)」

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