【XRってなんだ?それは、Xの革命的進化】シマノ「サーベルマスター XR テンヤ」全5モデルを詳細に紹介!

出典:シマノ

サーベルマスターXRテンヤ

シマノのテンヤタチウオ専用ロッド「サーベルマスターXRテンヤ」が2021年9月にリリース予定。

こちらは「サーベルマスターテンヤ」がフルリニューアルしたモデルになります。

1つ気になるのが、XRというシリーズ名。シマノロッドのシリーズで、XRと付くアイテムが2021年に続々と登場しているのですが、そもそもXRってなんだ?ということで、まずはXRシリーズの位置付けの説明から。

 

シマノのロッドにはシリーズがあって、例えばテンヤタチウオロッドであれば、上位機種から…

・サーベルマスターエクスチューン

・サーベルマスターXR

・サーベルマスターSS

・サーベルマスターBB

といったラインナップです。サーベルマスターXRの位置には、CI4+シリーズも含まれています。

ハイエンドモデルであるエクスチューンシリーズの直下に当たるのが、XRシリーズになります。

 

価格帯は、3万円台後半から4万円台後半(税別)。

「ハイエンドモデルは高価すぎて手が出ないけど、最新の技術が搭載された性能の高いロッドを使ってみたいな」といった人にオススメなのが、XRシリーズなんです。

 

ちなみにXRは、「エックステクノロジー レボリューション」の略。

シマノ主力テクノロジーである、スパイラルXコアやXガイドなど、Xが冠される機能が搭載されるXRシリーズは、「Xの革命的進化」という意味を持っています。

XRの説明は、イカ先生でおなじみ、シマノインストラクターの富所潤さんのYouTube「イカ先生チャンネル」の動画から引用させていただきました。

 

Xの革命的進化を遂げたサーベルマスターXRテンヤの全5モデルを紹介

さて、そんな進化を遂げた「サーベルマスターXRテンヤ」の全5モデルですが、最上位機種であるエクスチューンシリーズに採用されている最新機能が惜しみなく搭載されています。

1.カーボンモノコックグリップ

グリップを脇挟みするテンヤタチウオでは、最強の武器ともいえる「カーボンモノコックグリップ」。カーボン中空構造のグリップが水中の情報を伝達し、グリップが触れている脇、支える手にシグナルを伝えてくれます。

 

2.Xシートエクストリームガングリップ

左右専用設計のシート「Xシートエクストリームガングリップ」は、手の平とグリップの接触面が大きく、掌全体で包み込むようにホールド。リーリング時のブレ、パーミング時の負荷を大幅に低減する、ストレスフリーのグリップです。

常に40号や50号といった重いテンヤをアクションし続けたり、ロッドを支えたりするテンヤタチウオでは、このグリップは必須ですね。

3.コンパクトに持ち運べるセンターカット2ピース仕様

4.穂先は各モデルごとに設定

各モデルに求める特長に適したソリッド素材を、適材適所で使い分け、その上にカーボンテープで強化した「ハイパワーXソリッド」を採用。

5.スパイラルXコア

シャープな操作性と、ドラゴン級のタチウオに対しても負けないバッドパワーを両立する、ロッド基本構造のスパイラルXコア。どの調子においても、フッキングがばっちりと決まるので、テンヤタチウオの醍醐味を味わうことができます。

 

それでは、「サーベルマスターXRテンヤ」の、各モデルごとの特長を見ていきましょう。

 

まずは、王道ともいえる8:2調子「82MH180」

8:2調子の、最もスタンダードな王道モデルで、迷ったらこの1本がオススメ。
シマノのテンヤタチウオロッドの性能を十二分に味わえる1本です。

 

9:1掛け調子の「91H170」

タチウオのアタリを瞬時に掛けていく即掛けの釣りや、東京湾で主力となっているバイブレーション釣法にもマッチするモデル。このモデルのみ穂先がグラス素材で、積極的にアタリが取れるように設計。

 

バリエーション豊富な7:3調子、全3モデル「73ML180」「73M190」「73MH185」

3モデル中、最もスタンダードなのは「73M190」。

アタリに追従し、バラシが軽減する「73ML180」は、浅場狙いにもオススメ。

穂先は7:3、ブランクスは8:2というイメージで、食わせと掛けを融合した「73MH185」。ウキのように海面に刺さる穂先で、繊細なアタリも逃さず目感度もばっちり。

■SPEC

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) テンヤウエイト(g) 本体価格(税別)
73 ML180/RIGHT 1.8 2 93.6 143 15~50 43,500円
73 ML180/LEFT 1.8 2 93.6 143 15~50 43,500円
73 M190/RIGHT 1.9 2 98.6 144 30~60 44,000円
73 M190/LEFT 1.9 2 98.6 144 30~60 44,000円
73 MH185/RIGHT 1.85 2 96.1 144 30~60 44,500円
73 MH185/LEFT 1.85 2 96.1 144 30~60 44,500円
82 MH180/RIGHT 1.8 2 93.6 148 30~60 45,000円
82 MH180/LEFT 1.8 2 93.6 148 30~60 45,000円
91 H170/RIGHT 1.7 2 88.6 145 30~60 45,500円
91 H170/LEFT 1.7 2 88.6 145 30~60 45,500円

シマノ公式「サーベルマスターXRテンヤ」詳細ページはこちら

 

以上が、「サーベルマスターXRテンヤ」5モデルのラインナップになります。

皆さんに合ったスタイルの1本が、必ず見つかるはずです。

ぜひ、お気に入りを見つけて、この秋はテンヤタチウオを楽しんでください。

関連動画

 

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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