香ばしい匂いが堪らない絶品「アユ飯」を紹介

寄稿:櫻井あこ

櫻井あこ(Ako Sakurai) プロフィール

オフショアからショアまで、あらゆるスタイルの釣りを楽しむ釣りガール。特に好きな釣りは、エギングやイカメタルゲームなどイカ系の釣り。また、釣魚料理が得意で、いろんなジャンル、お手軽系から本格派レシピまでこなす。旬の魚を使った魅力いっぱいのレシピを紹介する、週刊釣場速報「あこちゃんの釣魚メシ」連載中

ALOHA〜!つりそくガールの櫻井あこです。

爽やかな秋晴れの季節がやってきましたねー! しかし、もう10月だと言うのに、日中は30度近い夏日が続いたりと、衣替えのタイミング迷子になっています…。

この時期、朝晩はかなり涼しいので、釣行も何を着て行こうか、いつも迷います。天気予報と寒暖差をよくチェックして、脱ぎ着できる服装で、体調管理は万全に釣行に挑みたいですね♪

さて、今月の釣魚メシは「アユ飯」を紹介します。

あらかじめアユを塩焼きにする手間はかかりますが、その分、香ばしさや旨味が凝縮されて、ご飯一粒一粒に染み込んだ旨味が、もう本当に絶品で、何杯でもおかわりしたくなります。

土鍋で炊くと、火加減はちょっと難しいですが、お焦げまで楽しめますよ♪ 土鍋がない場合は、炊飯器でもOKです。今回は米2合にアユ2尾で作りましたが、アユの数は多ければ多いほど、美味しさ倍増です。1杯目はそのままで、おかわりは薬味を添えて、3杯目はお出汁をかけて出汁茶漬けにするのもオススメです♪

香ばしさが堪らない! 土鍋でアユ飯

【材料】
・アユの塩焼き 2~5尾
・米 2合
・水 500cc
・出汁昆布 1枚(3×15cmほど)
・酒 小さじ2
・しょう油 大さじ2
・塩 小さじ1/3(アユの塩加減による)
〈薬味〉
・大葉 5枚(千切り)
・ミョウガ 1個(千切り)
・梅干し 1個(叩いてペーストに)

【下準備 アユを塩焼きにする】
①炭を起こしておく。

②アユのお腹を押してフンを絞り出し、体表のヌメリを洗い流し、口から臀ビレへ向かってS字になるように竹串を打つ。

③遠火で1時間半~2時間ほどかけて、焦がさないようにアユの向きをかえながらじっくりと焼く。

※塩焼きにしておけば、翌日以降でもアユ飯やパスタなどにアレンジできるので、まとめて焼いておくと◎。

【作り方】
①米を研いで土鍋に入れ、分量の水と出汁昆布を加えて、30分ぐらい浸水させておきます。

②塩焼きにしたアユを土鍋に加えて蓋をし、強火にかける。沸騰したら中火に落として10分、さらに弱火に落として5分経ったら、火を止めて10分蒸らします。

③蓋裏の水滴が鍋の中に落ちないよう気を付けながら蓋を取り、アユだけを取り出して、蓋をする。アユの頭、ヒレ、中骨、腹骨を取り除き、皮ごと手で細かく千切る。お好みで肝と腹は細かくして加えると、アユ特有のほろ苦さをほんのりと味わえます。

④細かくしたアユを土鍋へ戻し入れ、よくまぜ合わせます。茶碗によそい、千切りにした大葉とミョウガを乗せて、でき上がり♪

 

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