イカメタルのシーズンがやってきました! 土日ともなると、釣り人が多くて満船状態が続いています。
そうなると、エギやスッテにスレてしまうイカが多くなりますが、そんなイカをも抱かせてしまうエギがあるんです。
漁具で使われていた「桐ボディ」のエギ&スッテ
今回紹介したいのは、HAYASHIの「桐スッテ」と「ツツイカ」。HAYASHIは老舗漁具メーカーの「林釣漁具製作所」のブランド。兄弟ブランドにはエギンガーなら知らない人はいない「餌木猿」も存在します!
出典:HAYASHI
この2つのアイテムに共通しているのは「ボディに桐を採用していること」です。
現代の、イカメタルのアイテムに使われているのは「ABS樹脂」などの樹脂製の成形品がほとんど。中に空洞を作ることで浮力を得ているのですが、安定した浮力を精密に作ることがなかなか難しいんです。少し姿勢が変わっただけで、イカは抱くのをやめてしまうとか…。
そこで 登場するのが「桐」。丈夫な上に、非常に安定しながら水に浮く桐は、水中でも揺れずに安定した姿勢を保ちます。エギをフォールさせているときに、ほぼ揺れずに安定した姿勢のほうが、圧倒的にイカが手を伸ばしてくれるのです。つまり、スレたイカにも効く! ということ。
そんな2つのアイテムを1つずつ紹介!
古き良き見た目 「桐スッテ」
ド直球なネーミングの「桐スッテ」。カワイイ目玉は昔ながらのくぎ打ち夜光目玉。下地はグローでアピール力があり(一部カラー除く)、さらに、ボディにはエギ布を巻いているのでイカに違和感を与えません。
漁具譲りのボディ素材に、グロー下地と言った現代の技術も搭載されています!
さらに小さいサイズの2号も展開されており、小魚をイミテートして使ったりもできます。フォール姿勢にこだわっているので、2号は1本針使用。
2号~3.5号まででラインナップしており、どのサイズでも一律630円(税別)! 財布に優しいお値段なんです。
カラーも8色展開しているので、好みのカラーが見つかるハズ。
HAYASHI公式「桐スッテ」詳細ページはこちら
餌木猿のDNAを継承 「ツツイカ」
「ツツイカ」は餌木猿の技術でできた、ツツイカ仕様の2.5号モデル。イカメタルでも使えますが、真価を発揮するのはオモリグ仕かけでしょうか! 桐ボディ特有の安定した浮力でイカを誘います。
下地はグロー、赤、青、紫、緑テープと超豊富! シンプルなカラーリングなので、下地の違いで複数個持っておくのもいいかもしれません。
サイズ | 商品名 | 下地 | メーカー希望 小売価格(税別) |
2.5号 | TE-02 赤緑 | グロー | OPEN |
TE-03 赤白 | グロー | ||
TE-04 黒マツバ | グロー | ||
TE-05 緑白 | グロー | ||
TE-06 黒白 | グロー | ||
TS-07 赤黄 | グロー | ||
TE-08 赤マツバ | 赤テープ | ||
TE-09 黒マツバ | 赤テープ | ||
TE-10 赤青 | 青テープ | ||
TE-11 紫マツバ | 紫テープ | ||
TE-12 水色マツバ | 青テープ | ||
TE-13 緑マツバ | 緑テープ |
HAYASHI公式「ツツイカ」詳細ページはこちら
イマドキの素材じゃないからこそ、スレたイカを抱かせることができます。漁具で使われていたのですから実績は間違いありません。今年のイカメタル&オモリグ攻略に、ぜひ使ってみてください!