海釣りの中でも、魚が釣れる確率が高い「船釣り」。
船釣りは、オカッパリからは狙うことができない魚や、大物も狙うことができる人気の釣りとして、デビューする人が増えています。
実際、筆者も友人から「船釣り始めたいんだけど、何かオススメの船釣りない?」と聞かれることが多くなりました。
釣りを始める時は、まずタックル選びから。でも、ほとんどの人が「どんなロッドを買えばいいんだろう」とつまづきます。もちろん、釣具店のスタッフさんにどのようなロッドがいいかを聞くことは大切。しかし、せめて前情報は仕入れておきたいところ。
そこで、今回はさまざまな船釣りに使えるロッドを紹介。ロッド選びに悩んでいるビギナーはもちろん、汎用性の高いロッドが欲しいと思っているベテランにも使えるロッドなので、要チェックです。
ライブラⅡ
今回紹介する「ライブラⅡ」は2021年4月発売にがまかつから登場するニューロッド。
最大の特徴はエサ釣り、ルアー釣りを問わず、さまざまな釣りに多用できることです。
これ、めっちゃ嬉しいポイントですよね。「今回はこの釣りに行くけど、これからどんな釣りをするか分からない」そんな人にバシっとハマるロッドです。
「ライブラⅡ」の詳細は公式サイトにて
表記が簡単で分かりやすく、選びやすい
ロッドってひとつの商品でも多数のラインナップがありますよね。中には、複雑な表記で分からないことも。
しかし、このロッドはシンプルな表記なので、ビギナーでも購入する時に分かりやすいのが嬉しいところ。
シンプルって、1番ですよね。
ちなみにラインナップは、L(ライト)、ML(ミディアムライト)、M(ミディアム)、MH(ミディアムヘビー)と、ロッドの強さ違いで4種類から。
全機種1.8mの長さで統一されていて、ロッド選びはパワー違いでOKなのが嬉しいところ。
また、ガイドはステンレスフレームSiCリングガイド。全機種ソリッドティップでバットジョイント式となっています。
ロッドの曲がり
また、それぞれロッドに合わせて、対象の釣りやターゲットの記載があるのも選びやすいポイントです。
具体的にはこんな感じ。
■エサ釣り対象魚
エビスズキ、エビマゴチ、ライトタチウオ、カサゴ、ライトアジ、ライトイサキ、イシモチ、マルイカ、メバル、ライトウィリー五目など
■ルアーフィッシング
タイラバ、イカメタル、シーバスジギングなど
■オモリ負荷:10~50号
■エサ釣り対象魚
エビスズキ、エビマゴチ、ライトタチウオ、ライトマダイ、ライトアジ、ライトヒラメ、ライトヤリイカ、イサキ、ハナダイ、ウィリー五目、ライトアマダイなど
■ルアーフィッシング
タチウオジギング、タイラバ、イカメタル
■オモリ負荷:20~60号
■エサ釣り対象魚
ライトアマダイ、タチウオ、ライトヒラメ、ライトヤリイカ、ライトオニカサゴ、イナダ、沖メバルなど
■ルアーフィッシング
タチウオジギング、ライトジギング、インチク、オモリグなど
■オモリ負荷:30~80号
■エサ釣り対象魚
タチウオ、ライトアマダイ、ライトオニカサゴ、イナダ、沖メバルなど
■ルアーフィッシング
ライトジギング、インチク、オモリグなど
■オモリ負荷:40~100号
狙い物が記載されているのは嬉しいポイントですよね。
手が届きやすい料金設定
そして、このロッドの魅力、それは料金設定が懐(ふところ)に優しいというところ。
希望本体価格は25,000円前後と船竿にしては、リーズナブルな設定。
タイプ | 希望本体価格(円) |
L | 24,500 |
ML | 25,000 |
M | 25,500 |
MH | 26,000 |
初代ライブラを使っていた人なら知っている人もいるかもしれませんが、初代に比べて何と、1万円前後も安くなっています! もちろん、性能は初代のよさをしっかりと受け継いでいて、とても軽く、感度も抜群です。
あれもこれも、いろんな船釣りに使えてこの料金とは…。かなりのオトク感があります。どんな船竿にすればいいか悩んでいる人には「とりあえず、この1本」とオススメしたいです。
4月の発売まで後わずかとなり、期待度も高まります。
どうしようかと悩んでいる人は、「ライブラⅡ」を有力候補のひとつに入れてくださいね!
※動画内の製品はプロト