ぽかぽかと暖かく春らしい日が多くなってくると、桜の開花情報が日本各地で聞かれる。桜の花見シーズンの到来だ!!
この季節になると、年中釣りに通うベテランアングラーだけでなく、冬場は釣行を控えていた初心者や子供連れなどのファミリーも釣りに出かける人が増え始め、魚の活性も上がってくるので、釣りの好シーズン到来でもある。
さて、釣りでの花見と言えば、真っ先に浮かぶのが、春のカレイ。桜が開花し始め、花見に繰り出す頃に合わせて食いがよくなってくるので、この時期のカレイは「花見ガレイ」とも呼ばれる。
その花見ガレイが、今シーズンは日本海側から好釣果の便りが届いている。福井県小浜湾の泊の筏では、36cmを頭に2ケタ釣果が上がったり、翌週には30cm級のカレイを頭に9尾とキスも8尾と好気配だ。
近年の関西圏でのカレイは、一部の地域の一時期を除けば、2ケタ釣れれば竿頭と言われるほど、レアな魚。それが良型まじって、数も2ケタ前後という釣れっぷり。
ここでは、筏から狙うので遠投は不要。初心者や子供にも簡単なチョイ投げ(エサは青イソメなどの虫エサ)で釣れる。また、泊の筏は大型で足場もよく、トイレも完備されており、ファミリーフィッシングにもオススメのポイントだ。
花見ガレイの釣り頃は、桜よりも長めでゴールデンウイーク明け頃まで狙える所も多い。今年の花見ガレイは日本海の筏で楽しんでみてはいかが!?