最近は、エサを使わない手軽さや、アクションのカッコよさから、ショアジギや、アジングといったルアーフィッシングが人気ですね。
そんなルアーから入ったアングラーって、エサ釣りで使われることの多い、ウキのことを意外と知らないと思うんです。
今回は、ウキの役割や、使う意味を解説してみようと思います。
ウキを使った仕かけ例はこんな感じ
ではまず、ウキを仕かけにどう使うのかを、下記の図を使って解説しましょう。
大体のウキ釣りは図のような状態で使われることが多いです。
各パーツの役割は
■ウキ止め糸:ウキ止め糸を結んだ先以上に、ウキが動かないようにする
■シモリ玉:ウキ止め糸がウキの中を通らないようにする、ストッパーのような役割
■ウキゴム:ウキ下のタナの長さを固定するためのモノ。
■オモリ:仕かけがすぐにタナに落とせるように、遠くに飛ばすために、仕かけを安定させるように、など。
■サルカン:仕かけがヨレたり、グチャグチャにならないように付ける。
ウキの役割と意味
ウキのことをよく知らない人は、「アタリを取る目印」くらいにしか思っていないのでは。実はウキって、アタリを取る以外にも6つも役割を持っているんです。
これがウキを使う大きなメリットです。投げた先で、ウキより下の仕かけの長さを調節することで、狙ったタナにエサを留めておけます。
針にエサを付けただけの仕かけを投げただけでは、仕かけが軽すぎて近場しか探れないですよね。
ウキを付けることで、ウキの重さが重くなるほど遠くへ投げることができるようになります。
潮に漂わせることで、キャストでは届かない場所に仕かけを運ぶことができます。
目印としての役割は、潮の流れの方向や速さを目視で確認できることにも一役買っています。
ウキ釣りではダンゴを使った釣りも多いです。その際、ダンゴが針に残っている状態と、ない状態では、ウキの沈み具合が分かるので便利なんです。
針にオモリを付けて、ウキ下を調整することで、ウキの沈み具合も見ながら、大体のタナを知ることができます。
今回は、ウキの役割や理由について解説してみました。ルアーマンも、エサを使ったウキ釣りを始めてみる時は、ウキの役割を覚えておくとイイですよ!
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